ゴルフでApple Watchを距離計として使う方法
更新日:2026年8月5日
ラウンド中、グリーンまでの距離を確認するたびにiPhoneをポケットから出して、アプリを開いて、また戻す。この一連の動作を18ホール×何回も繰り返すのは、地味だが積み重なると煩わしい。Apple Watchを距離計として使えるようにしておくと、この確認作業を手首の一瞥で済ませられる。ここでは、Apple Watchでゴルフの距離とスコアを扱う仕組みと、使うときに知っておきたい前提を整理する。
Apple Watch単体では動かない、という前提
Apple Watchでゴルフの距離を表示するアプリには、大きく分けて「Apple Watch単体でGPSとコースデータを持つタイプ」と「iPhoneが計算した結果をApple Watchに表示するタイプ」がある。TRACEVISは後者で、コースの地形データや距離計算、プレーライク距離(高低差を加味した距離)の算出はすべてiPhone側で行い、その結果をApple Watchの画面に届ける仕組みになっている。
この方式のため、TRACEVISのApple Watch機能を使うには、ラウンド中にiPhoneも一緒に持ち歩く必要がある。ポケットやバッグに入れたままで構わないが、電源が入っていて、Apple Watchと通信できる範囲にあることが前提だ。手ぶらでApple Watchだけを着けてラウンドする、という使い方は想定されていない。
手首に表示される情報
Apple Watch側の画面は2つに分かれている。ひとつは距離表示の画面で、今いるホールの番号とパー、グリーンの手前・中央・奥までの距離、高低差を加味したプレーライク距離、そしてAIキャディが提案する推奨クラブが表示される。もうひとつはスコア入力の画面で、その場で打数とパット数をボタン操作だけで増減できる。
Apple Watchで打数やパット数を変更すると、その場でiPhone側のスコアカードにも反映される。ホールを移動するときも、Apple Watch側の矢印ボタンで次のホールに切り替えられ、iPhoneを取り出す回数そのものを減らせる設計になっている。
電波が弱いエリアでの動き方
ゴルフ場は森や谷に囲まれていることが多く、iPhoneとApple Watch間の通信が一時的に不安定になることもある。TRACEVISでは、Apple Watchがすぐに反応できない状況でも、打数やパット数の変更はいったん保持され、通信が戻ったタイミングでiPhone側に届くようにしてある。ラウンド中に「Watchに入力したのに反映されていない」という状態を最小限にする工夫だ。
グリーンまでの距離が3つある理由
Apple Watchの画面には、グリーンの手前・中央・奥までの3つの距離が並んで表示される。これは、ピンの位置がグリーンのどこにあるかによって、狙うべき距離が大きく変わるためだ。奥めのピンなら奥の数字を、手前めのピンなら手前の数字を基準にクラブを選ぶ。加えて表示されるプレーライク距離は、打ち上げ・打ち下ろしの高低差を加味した「実際に打つべき距離」で、平面上の距離だけでは読み違えやすい場面をカバーする。
キャディバッグに手を伸ばす回数が減る
ラウンド中、iPhoneをバッグやポケットから出す動作は、寒い日のグローブを外す手間や、次のショットまでのペースを乱す原因になりやすい。同伴者を待たせないよう急いで距離を確認して、また急いでしまう、というやり取りを繰り返していると、ラウンド全体のリズムも落ち着かない。Apple Watchに距離が表示されていれば、素振りをしながらでも、クラブを選びながらでも、手首を見るだけで確認が済む。特に、次のクラブを決めるまでの時間が短いショートゲーム周りでは、この差が体感しやすい。
Apple Watch対応アプリを選ぶときのチェックポイント
Apple Watch対応をうたうゴルフアプリを選ぶときは、「iPhoneが必要かどうか」を確認しておくと期待とのズレが減る。iPhone必須のタイプは、コース情報の充実度や計算の精度で有利なことが多い一方、iPhoneの電源やペアリングの状態に依存する。反対に単体で動くタイプはiPhoneを置いていけるが、Apple Watch自体のバッテリー消費が大きくなりやすい。自分がラウンド中にiPhoneを持ち歩く前提かどうかで、選ぶべきタイプが変わってくる。
よくある質問
Apple WatchだけでGPS距離計として使えますか
TRACEVISのApple Watch版は、iPhoneがコース情報を取得し計算した距離を手首に表示する仕組み。距離の計算やコースデータの管理はiPhone側で行うため、Apple WatchとiPhoneの両方を持ってラウンドすることが前提になる。
Apple Watchの画面には何が表示されますか
ホール番号とパー、グリーンの手前・中央・奥までの距離、高低差を加味したプレーライク距離、推奨クラブが表示される。もう1画面ではその場で打数とパット数を増減できる。
iPhoneをカートやバッグに入れたままでも使えますか
iPhoneとApple WatchはWatchConnectivityという仕組みで通信しており、Apple Watchが電波の届く範囲にあれば、iPhoneをポケットやバッグに入れたままでも距離やスコアのやり取りができる。ただし、iPhone自体の電源が入っていることが前提。
Apple Watchでスコアを入力すると、iPhone側にも反映されますか
Apple Watchで打数やパット数を増やすと、その場でiPhone側のスコアカードにも反映される。iPhoneを取り出さずに、次のホールへ進む前の記録がすべて済む。
TRACEVISについて
グリーンまでの距離とスコア入力をApple Watchで完結できるゴルフアプリです。iPhone・Apple Watch対応、現在Apple社の審査中です。
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